4,おはなしの世界へ出かける準備

先日、小学校へおはなしを届けてきました。

毎年一回、全学年、全クラスに 2時限かけ、メンバーが別れておはなしを届けるんだけど、

去年行ったとき、先生方の研修が入っていて、

先生方が落ち着かないから、子ども達がまったく落ち着かず、

アチコチのクラスで、さんざんなおはなし会になったの。



そこで、だまって帰るあたしではない(~_~メ)

あたし 「先生方も子ども達といっしょに、おはなしを聞いてくださらないと

     せっかくのおはなし会がとても残念な結果になります。」


と校長先生に申し上げて帰ってきました。



すると・・・・今年

全クラスが前もって届けたプログラムのタイトルを、黒板に書いてくださり

担任の先生自ら、迎えに来てくださり(これはあたしだけ、場所が違っていたからだけど)

入っていくと子ども達は扇形に座り、カーテンを閉めて

さぁ聞くぞ!って待っていてくれました。

          

そして、全クラスのおはなし会がすばらしいものになりました。

あたしは『ノロウエイの黒ウシ』を、5年と6年のクラスで語りましたが

どこのクラスもほんとによく聞いてくれました。

黒板には、タイトルの周りに子ども達が、おもいおもいの牛の絵を描いていてくれました。



あたしが教室へ入る前から、おはなしの世界へ出かける準備ができていたのです。

まわりの大人のほんの少しの心配りで、子ども達は落ち着いて、

45分間のおはなしを聞いてくれるのです。

おはなし会が終わって、若い男の先生が階段の下まで送ってくださいました(^^)v

幸せな報告でした(#^.^#)


      もういっぱいお茶はいかが?


おはなしの部屋の入口へ